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台東
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概要

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沐品居旅館

■台中車站前で巴士を降りた時はまだ薄暗く、車站の待合所で時間を費やした。その間、新調したばかりであったバックパックのバックルが破損し、両肩で担ぐことができなくなってしまった。予約済みのカプセル・ホテルは、結果的に車站のペデストリアン・デックから見える場所で見つけることができたが、地図が分かりづらく、周辺を行ったり来たりした。また、カプセルの開け方が分かりづらく、危うく閉じ込められるところであった。

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鮮魚丼丼

この旅でも、市内を歩き回った。2011年の旅の際に泊まったホテルが廃業していたり主要な通りが改称されていたりと、時代の変化を感じさせる。昼食は、具の量に圧倒される海鮮料理店で取った。一方、夕食を取ったヴェトナム料理店では、理由もなく高額の料理に注文を変更させようとしたり、清算時に金額を偽ろうとしたりするなど不快な出来事があった。

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台東行自強号

■台東に向かう列車は、頻繁には運行されていないようだ。充電などのためカプセル・ホテルのチェック・アウトを遅らせた後、車站に向かうと、しばらく運行はないという。それも台南で座席移動することになるのだそうだ。正月のため列車が混み合っているのであろうか。自強号だが、先住民集落名などから取られたという普悠瑪(ピューマ)という愛称が付けられていた。

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H&台東普悠瑪風格旅店

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H&台東普悠瑪風格旅店

台東に到着した時には暗くなっていた。台中での反省から、まず台北に向かう2日後の自強号の切符を買った。次いでゲストハウスに向かうことになるが、台湾の見慣れた町とは異なり、車站前には未利用地が広がっているだけで建物が見当たらない。街に特徴がないためか、道を間違えてしまった。そして、飼い主がいるのかどうか分からない犬に吠えられ、不安が頭をよぎった。通りかかった家の外に出てきた男性に尋ねると、親切にもゲストハウスに電話をかけてくれ、ゲストハウスからスタッフにモウターバイクに乗って迎えにきてもらうことができた。スタッフは通いであり、対応が終わると退去していたから、今少し到着が遅かったら閉め出されるところであったかもしれない。

ゲストハウスでは、厳しく節約して南アジアなどを訪ねている壮年の日本人男性と言葉を交わした。細君とともに高等学校教員だが、クラブ活動の指導のために忙しい細君を日本に置いて海外旅行をすることが多いという。そのようなことが可能なのであろうかと不思議に思いながら話を聞いていた。

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市街

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台東鉄道芸術村(旧台東車站)

台中は初春のような気候であったが、当地は日差しが強く、夏本番という陽気であった。その中、市街に向かって歩いた。すると、ようやく街らしくなってきた。台東車站は街の中心からはるかに離れた場所に設けられていたのだ。市場の賑わいや、かつて賑わいが見られたと思われる旧台東車站(台東旧站、現台東鉄道芸術村)の現在の様子を確認すると、巴士に乗って台東車站方面に戻ることにした。巴士を待っている時、年配の男性に片言の英語で話しかけられた。元旦に石川県で起こった能登地震について心配してもらった。なお、以前のように地元の人と日本語で話すことは難しいのかもしれない。車站に戻った頃、日が陰り、強風が吹いてきて、気温が10℃も下がったのではないかと思われるほど一気に肌寒くなってきた。

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品格子旅店西門館

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西門町

■台北へは、午後になって到着した。シングル・ルームを確保している西門町のゲストハウスまでほとんど最短経路を進むことができたが、肝心のゲストハウスが見当たらない。車站方面に戻って台北転運站と台北車站にある服務台で相談し、件のゲストハウスは住所に記されている通りとは別の通りに面していると言わざるを得ないことが分かった。厳密に言うと、住所に記されている通りにも面しているのだが、その通りには出入口がないのだ。それでは事情を知らない旅行者は運がよくないと見つけることができない。1時間のロスをしてしまった。チェックイン時、抗議したが、明確な問題意識を持ってもらうことはできなかったようだ。一部の宿泊予約サイトでは、その後も従来通りの住所表示が続いた。

実質的に最終日となる翌日は、バックパックをゲストハウスに預けて台北市立動物園と淡水を訪ねた。バックパックにはパーソナル・コンピューターが入っているのに、玄関の外にあるエレヴェイター・ホールに放置されることになってしまい、不用意であったと後で反省した。

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ジャイアント・パンダ

台北市立動物園は、観覧通路に面した側は通常の動物園と変わりなかったが、反対側は奥行きがあり、自然の中に溶け込んでいるという趣のある空間になっていて、動物にかかるストレスをできるだけ抑えようとする意図が感じられた。ジャイアント・パンダ、イランド(牛の仲間)、カバ、アフリカゾウ、シロサイ、亀などを見物した。

機場巴士に乗るために台北車站の地下街を行き来したが、方向感が掴みづらかった。

東京の寒さに体を慣らすことがしばらくできず、体調を悪化させてしまった。

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現地での1日平均の旅行費用は約3,689円であった。旅行費用のうち宿泊料金の最高は台北の約3,600円(3,560円)で、最低は台東の約1,600円(387台湾元)であった。

それまでとは異なる趣の台湾を目の当たりにすることができて有意義であった。

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前訪問地発 当訪問地着 訪問地
出発 日本 東京
31日22:45 空路 1日01:30 台湾 台北
04:05 道路 05:55 台中
2日15:10 鉄路 18:55 台東
4日09:40 鉄路 14:00 台北
6日02:20 空路 05:40 日本 東京
道路 :道路、 鉄路 :鉄路、 空路 :空路)

訪問地 宿泊先 単価
台湾 台中 沐品居旅館 TW.$ 490 1
台東 H&台東普悠瑪風格旅店 TW.$ 387 2
台北 品格子旅店西門館   JP.\ 3,560 1

国名 通貨 為替 生活 食料 交通 教養 娯楽
台湾 TW.$ 4.02円 0 2,017
内訳
2,191
内訳
0 60
内訳
日本 JP.\ 1.00円 0 0 0 0 0
通貨計 JP.\ 1.00円 0 8,117 8,818 0 241

国名 住居 土産 支出計 円換算 日平均
台湾 1,264
内訳
0 5,532 25,824 6 4,304
日本 3,560
内訳
0 3,560
内訳
0 1 0
通貨計 8,647 0 25,824 7 3,689
(注)円換算と日平均は他国通貨での支払いを含む。

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春 夏 秋 冬
夏 秋 冬 春
秋 冬 春 夏
冬 春 夏 秋
春 夏 秋 冬
夏 秋 冬 春
秋 冬 春 夏
冬 春 夏 秋

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