旅べえ
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第3部旅草子
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韓国 /
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韓国F
出発
ソウル
抜粋
回顧
概要
市街
市街
■ソウルの金浦空港から貸切のワゴンに乗って市内に向かった。
移動中、ガイドに韓国の実情について尋ねる機会があった。そこで、多くの韓国人を拉致している北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に対して宥和的な政策を行っているのはなぜかと問い質すと、南北朝鮮は経済格差が顕著になっており、北朝鮮が自暴自棄になって韓国に攻め込んでこないとも限らないため、宥める必要があるのだとのことであった。その説明によって、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の対日強硬と対北朝鮮宥和の政策はバランスを失しているという思いを強くした。もちろん、「アメリカとの関係がうまくいけばアジアとの関係もうまくいく。」などと強弁する日本の首脳の態度はバランスが取れているなどと主張するつもりはない。
サマーセット・パレス
サマーセット・パレスから
■
予約しておいたホテルは、景福宮や日本大使館に近いサマーセット・パレスだ。前回のアメリカ合衆国渡航の際と同じ滞在型のホテルであり、ガイドブックには掲載されていない。ホテルからは大統領官邸の青瓦台(チョンワデ)が見えていたようだ。祝日に当たっていた出国日の朝食が提供されないということがあったが、市内のコリア料理店でコンナムル・クッパプを食べることができ、同行者にも満足してもらうことができたのではないかと思う。
■
滞在中、当地に滞在している関係者に案内してもらい、明洞に繰り出すことがあった。また、初めてソウル・タワーに上った。伝統音楽を発展させたナンタ(乱打)というミュージカルを堪能することもあった。世界各国で大好評を博しているらしく、コミカルにめまぐるしくストーリを展開していく腕前は見事であった。
■
2日目は、仁川と果川を訪ねた。昼食は宮廷料理ではなかったかと思う。韓国料理には珍しく、箸を進めても全く飽きが来ない上品な味であった。
韓国民俗村
■水原(スウォン)は、出国日に訪ねることになった。目指すは韓国民俗村(ハングク・ミンソクチョン)だ。伝統家屋が復元されており、昔ながらの
生活文化を垣間見ることができる。実際に生活している人もいるという。ただ、当日は端午の節句に当たっており、道路は渋滞していた。
タプコル公園
■
金浦空港に戻る途中、三・一独立運動(万歳運動)発祥の地となったタプコル公園(パゴダ公園)に立ち寄ることができた。現在は地元の人の憩いの場となっているようだが、民族の誇りを体現している聖地と言うことができるのであろう。
出発
ソウル
抜粋
回顧
概要
■台湾と韓国を続けて訪ね、印象に残ったことがある。
最初に明確にしておきたいのは、日韓関係は靖国問題などのために軋轢を抱えているが、それは個人の関係には影響しないということだ。それにも関わらず感じたのは、台湾では依然として日本に教えを乞うことに対してためらいを持っていないように思われるのに対して、韓国では既に日本をライヴァル視しており日本と同格の関係に立つということを必要以上に意識しているようだということだ。
■
現地での1日平均の滞在費用は約20,000円であった。滞在費用のうち宿泊料金は1日当たり約18,000円(143,811ウォン)であった。
■
このところ、図書館で借りたガイドブックを持参することが続いている。しかし、最新版でないと情報が古くなっていることがある。今回の渡航では、予定していたレストランが改称するとともに移転しているということがあった。電話をかけることによって事情が分かり何とか事なきを得たが、同行者に迷惑をかけるところであった。
出発
ソウル
抜粋
回顧
概要
前訪問地発
路
当訪問地着
訪問地
出発
日本
東京
3日15:35
17:40
韓国
ソウル
5日19:20
21:20
日本
東京
(
:空路)
訪問地
宿泊先
単価
泊
韓国
ソウル
Somerset Palace
KR.W
143,811
2
国名
通貨
為替
生活
食料
交通
教養
娯楽
韓国
KR.W
0.124円
0
115,735
18,700
0
68,500
通貨計
JP.\
1.00円
0
14,367
2,321
0
8,503
国名
住居
土産
支出計
円換算
日
日平均
韓国
287,622
0
490,557
60,897
3
20,299
通貨計
35,705
0
−
60,897
3
20,299
出発
ソウル
抜粋
回顧
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