■2022年６月、４日間の旅程でフランスに出かけた。94回目の海外渡航だ。
■前回のドイツ渡航の帰国日、疲れていたため薄着のまま寝てしまい、風邪を引いていた。そのため、その２日後の発熱時と、さらに１週間後の咳症状悪化時にそれぞれ新型コロナウイルス感染症の検査を受け、２回目の検査日の翌日である今回の渡航の出発前日に陰性だとの結果を得て今回の渡航を決断するに至った。
■羽田空港で出迎えを受け、急ぎ足で進んだ。出帰国便は日本航空であり、ロンドンのヒースロー空港でトランスファーとなる往路の乗換便はエール・フランスであった。ロンドンに向かう機内のフライト・マップには、搭乗時、シベリア上空を進むルートが描かれていたため、ついに戦争当事国の領内を通過することになるのかと覚悟を決めたが、実際にはアメリカ合衆国のアラスカ、デンマークのグリーンランド、アイスランドなどの上空を進んでいった。何と数十年前のアンカレジ航路を彷彿とさせる東回りなのだ。
|
|
