成田空港
パキスタン航空
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■2016年7月、4日間の旅程で中国に出かけた。73回目の海外渡航は、大同の雲崗石窟を見物することが目的であった。出発前、ウェブサイトを閲覧していると、何と火車をオンラインで予約することができるようになっていると分かった。そこで、北京北站−大同站と、大同站−北京站の快速の硬座を予約した。乗車日が迫っていたため、残念ながら硬臥は満席であった。
■成田空港に到着すると、早くも試練が待ち受けていた。フライトはパキスタン航空であったが、出発が定刻よりも45分遅れるというのだ。しかも、新たな搭乗予定時刻になっても何の案内もない。結局、当初の予定よりも1時間20分遅れての出発となった。当初の予定で北京での乗換時間は3時間程度確保していたが、移動に1時間程度を要するため、入国手続や切符受取に要する時間を考慮すると、この時点で大同行火車に予定通り乗ることのできる可能性は非常に低くなっていた。搭乗前後にスマートフォンで切符予約販売サイトにアクセスし、2時間後の快速・硬座の切符を買おうと試みた。しかし、叶わなかった。
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