旅べえ
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第5部旅草子
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■
韓国 /
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韓国P
出発
木浦
抜粋
回顧
概要
木浦行バスから
テンジャン・チゲ
木浦駅前
■木浦訪問は、1993年の旅以来だから26年振りとなる。
務安空港の入国審査では、珍しく外国人が並ぶ列の方が短かった。空港の外に出ると、運行頻度が高くないという木浦行市内バスが待っており、乗車するとすぐに出発した。ありがたくはあったが、同じフライトの乗客が入帰国手続を終えるまで待たないのかと訝しく思った。
■
田舎道を走っていくと、木浦らしい町並みが見えてきた。木浦駅に向かいたかったが、経由しないバスであったのか、総合バス・ターミナル前で降ろされることになった。と言っても、総合バス・ターミナルがどこにあるのかさえ分からない状態であった。しかし、しばらくすると、バス停留所から出発するバスのほとんどが木浦駅を経由することが分かり、小売店で小銭を入手するとバスに乗り込んだ。
■
宿泊施設は駅と港の間で探そうかと考えていたが、港に向かう道路が分からず、駅に戻って荘(荘旅館の略か)を確保することにした。夕食では
テンジャン(味噌)・チゲを堪能した。駅前には、洒落た商店街が広がり、26年前の木浦とは異なる顔を見せて
くれた。
■
翌朝、まだ市内バスが走っていなかったためタクシーに乗って総合バス・ターミナルに戻り、バスを乗り継いで務安バス・ターミナル経由で務安空港に戻った。途中、務安市街で朝食を取ることにしたが、うどん、うどんキムパプと間違えて、おでん、おでんキムパプを注文してしまった。
出発
木浦
抜粋
回顧
概要
■先代天皇の202年振りの生前退位により、年号が令和に変わってから初めての海外旅行であった。
ちなみに、平成最初の海外旅行も韓国旅行であった。
■
現地での1日平均の旅行費用は約2,900円であった。旅行費用のうち宿泊料金(1日)は約2,700円(25,000ウォン)であった。
■
前回の旅以降も、日韓関係は険悪であった。韓国政府は、2015年の慰安婦問題に関する日韓合意にも関わらず、在釜山日本総領事館前などへの慰安婦像の設置が加速する事態を傍観していたが、さらに前年には元慰安婦などに対する支援のために合意によって設立された財団を一方的に解散することを決めた。また、海上自衛隊の哨戒機が、韓国海軍の駆逐艦によって射撃のための目標捕捉を目的とするレーダー照射(ロックオン)を受けた。威嚇のためなのであろうが、一歩間違えると取り返しのつかない大惨事になりかねない極めて危険な行為だ。さらに、韓国の大法院(最高裁判所)が、第二次世界大戦中にコリアン労働者を徴用した日本企業に対して損害賠償を命じた徴用工問題に端を発して、帰国後、両国政府が問題対応や報復を行うとともに、韓国で日本製品不買運動が広がった。徴用工問題は、1965年に結ばれた日韓請求権協定で解決していることを以前は韓国政府も認めていたにも関わらず、合意を反故にしたものだ。そればかりではなく、日韓両国の安全保障に責任を負うアメリカ合衆国の警告などによって失効直前に撤回したとは言え、韓国政府は日韓間の軍事情報共有協定(GSOMIA)の破棄を宣言するという挙に出た。このように、日韓の経済戦争と呼ぶべき状況は、自由主義陣営の破綻へと進みかねない事態に至った。文在寅大統領の姿勢が大いに問われるところだ。問題の長期化が懸念され、事態が収束するまでは韓国旅行を見合わせようかと考えているところだ。
出発
木浦
抜粋
回顧
概要
前訪問地発
路
当訪問地着
訪問地
出発
日本
東京
22日14:50
17:50
韓国
務安
18:10
18:40
木浦
23日06:25
06:50
務安
10:45
12:55
日本
東京
(
:道路、
:空路)
訪問地
宿泊先
単価
泊
韓国
木浦
ウミ荘
KR.W
25,000
1
国名
通貨
為替
生活
食料
交通
教養
娯楽
韓国
KR.W
0.109円
0
14,600
13,300
0
0
通貨計
JP.\
1.00円
0
1,590
1,448
0
0
国名
住居
土産
支出計
円換算
日
日平均
韓国
25,000
0
52,900
5,761
2
2,880
通貨計
2,722
0
−
5,761
2
2,880
出発
木浦
抜粋
回顧
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