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中国

出発

香港

広州

西安

抜粋
北京

上海

回顧

概要

■1988年8月、2回目の海外旅行に出かけた。旅程は17日間で、主な渡航先は中国(ヂョングオ、中華人民共和国)だ。当初は一人旅の予定であったが、後になって従兄弟と同行することになった。

中国を渡航先に選んだのは、日本が長期間にわたって模範としてきた大文明国でありながら、政治・経済体制の相違もあってなかなか情報が伝わってこないこの大国の現状を自分の目で確認してみたいと思ったためだ。渡航前によく「どうして中国を渡航先に選んだのか。」という質問を受けたが、長い歴史を振り返って考えると、そのような疑問が生じること自体、日中両国にとって不幸なことではないだろうか。

この旅では、ヨーロッパ旅行で利用したようなフリー・トゥアーには参加しなかった。関西在住中であったため、伊丹空港(大阪国際空港)から香港までの片道航空券と、上海から神戸港までの乗船券を手配してもらった。香港から内陸部の町に飛び、以後は中国を右回りで旅行する予定であった。フライトは、香港に夜間到着となる大韓航空をキャンセルし、日中到着する日本航空に切り替えた。

伊丹空港では、母と叔母夫妻の見送りを受けた。ヨーロッパ旅行から1年半が経っており、渡航先が社会主義国であること、年下の親戚が同行することもあって、出発前は旅への期待とともに不安も相当なものであった。しかし、離陸してから3時間半後には香港に到着しており、東アジア諸国が本当に日本の間近にあるという認識を新たにした。途中、眼下に台湾を望むことができた。

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春 夏 秋 冬
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