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韓国D

出発

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仁川
ソウル

回顧

概要

■1998年6月、16回目の海外渡航で四度韓国に出かけた。週末を利用したそれまでで最も短い3日間の短期旅行であり、同僚と同行した。

この旅では、地元とソウルを結ぶ大韓航空のフライトを利用することにした。利用状況の問題から、長崎・ソウル線などとともに前年に一時運航休止になった路線だ。運航休止前は韓国からの温泉客が乗客の多くを占める韓国の一方的な出超であったが、運航休止という荒療治によって日本側でも韓国への関心が高まってきたようだ。ただ、折からの韓国の経済危機によって、今度は韓国からの乗客が激減しているという。空席が多いのではないかと想像していたが、フライトを予約することができたのは出発の3日前であり、旅行代理店からの連絡があった後、急いで準備にとりかかった。

空港までは、自家用車を運転して向かった。福岡空港などと比べて駐車料金が安いことはありがたい。機内は満席であった。韓国は、九州地方北部からは至近距離にあり、近いうちに手近な観光地として定着するかもしれない。

旅程としては、ソウルと郊外の町に1日ずつ滞在しようと打ち合わせていた。そして、同僚が持参してきたガイドブックを参照して、郊外の町として特別市の仁川を選んだ。しかし、その後、ガイドブックを機内に置き忘れてしまった。そして、韓国の町についての情報を持ち合わせずにソウルの金浦空港に降り立つことになった。

同僚には申し訳ないことをしてしまったが、結果的にガイドブックに頼らない旅をすることができると考えると、期待が膨らんできた。それまでもガイドブックの束縛から自由に行動したいと考えていたが、有名な観光名所を見逃したくないとか、短期間のうちに移動しなければならないとかという事情のため、なかなか果たせないでいたのだ。ソウルの地図などを貰った後、空港を後にした。

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春 夏 秋 冬
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