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韓国C

出発

釜山

慶州

海印寺
抜粋

釜山2

回顧

概要

■1995年5月、10回目となる海外旅行では両親と同行することとし、渡航先には三度韓国を選んだ。旅程はそれまでで最も短い5日間だ。両親にとっては初めての海外旅行となる。

渡航を思い立ったのは3月であったが、出発希望日がゴウルデン・ウィーク期間中であったためフライトを予約することはできなかった。そこで、初回の韓国旅行の際に次いで船を利用することにした。日韓間は、関釜フェリーのほか、福岡の博多港と釜山港を3時間程度で結ぶジェットフォイル(水中翼船)が就航するなど航路も便利になっているが、それも満席であったため、往路はカメリアラインが運航し博多港と釜山港を結ぶかめりあの2等室を利用し、帰路は関釜フェリーの4人用1等室を貸し切ってもらうことにした。ともに夜行船だ。船の利用と言っても、東京から西国までの国内移動費用を含めると渡航費用は飛行機の場合よりもかえって高くなる。また、阪神・淡路大震災に被災して不通となっていた姫路以東の山陽新幹線が予約開始時点でまだ復旧しておらず、まず東海道新幹線を予約した後、復旧を待って山陽新幹線を予約するという労を母が取ってくれた。現地での滞在期間は3日間に過ぎなかったため訪問は南東部に限ることとし、レンタカーと慶州のホテル2泊を手配してもらった。ヴィザの取得は前年から不要になっている。

海外で初めて自動車を運転することになるわけだが、そのための準備としては、国際運転免許証を取得し、韓国政府観光局を訪ねて道路地図やパンフレットを貰うという程度のことしか行わなかった。

新大阪駅で両親と落ち合い、博多駅からタクシーに乗って博多港に向かった。夕方に出航、深夜に釜山沖合で投錨、翌日の午前中に入港と、運航時間帯は関釜フェリーとほぼ同じだ。実際には8時間程度で結ぶことのできる福岡、釜山間をその約2倍の時間をかけて運航しているわけだ。これは、出入国審査の時間が日中に限られているためなのかもしれないが、むしろ、クルージングと2回の食事を堪能してもらおうという企図があるのだと積極的に評価したい。

船内では、ハングルの表記法をほぼ完全に修得した。過去2回の韓国旅行の際に少しずつ覚えてきていたため、比較的簡単に覚えることができた。

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慶州

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春 夏 秋 冬
夏 秋 冬 春
秋 冬 春 夏
冬 春 夏 秋
春 夏 秋 冬
夏 秋 冬 春
秋 冬 春 夏
冬 春 夏 秋

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