■2003年2月中旬、4日間の日程でボルネオ島を訪ねた。インドネシアではカリマンタン島と改称されたが、マレイシアでは旧称のままだ。東マレイシアとも呼ばれ、イミグレイションで入境審査があるためパスポートが必要であり、要注意だ。
|
 プロムナード・ホテル
|
■初日は、サバ州都コタキナバルを訪ね、プロムナード・ホテルに泊まった。2日目は、ラブアン連邦特別区のバンダルラブアンを訪ねた後、ミリを経由してサラワク州都クチンを訪ね、ムルデカ・パレス・ホテル・アンド・スイーツに2泊した。3日目は、郊外のコタサマラハンを訪ねた。
 南シナ海
|
■サバ州はフィリピンに近く、フィリピンが領有権を主張しているほどだ。コタキナバルでは、南シナ海の海岸沿いに広がるフィリピノ・マーケット(パサール・フィリピン)などを見物した。クアラルンプールでは見かけない土産が並んでいた。夜になって、ハラール(ポークや豚由来の成分のほか、イスラーム法の作法に則って祈祷しながら食肉処理を行うという手続きを踏んでいない鳥獣の肉を用いていないことが条件)の中国料理店に出かけた。
 英連邦戦没者合同墓地
|
■バンダルラブアンはブルネイに近く、国際オフショア(租税回避地)金融センターとして発展している。第二次世界大戦中に戦った日本軍兵士のための慰霊碑のある平和公園や、オーストラリア軍や英国軍などの兵士を弔った英連邦戦没者合同墓地を訪ねた。
 マーケット
|
■「クチン」はマレイ語で「猫」の意であり、市街に猫のオブジェがある。生鮮魚介類などを取り扱っているマーケットやサラワク川南岸が遊歩道として整備されたクチン・ウォーターフロントなどを見物した。
 クチン・ウォーターフロント
|
■2004年9月下旬から10月上旬にかけて、2日間の日程でコタサマラハンとクチンを再訪し、再びムルデカ・パレス・ホテル・アンド・スイーツに泊まった。中国系の町並みは、落ち着いて過ごすことができるように感じられた。
|
|