■2003年10月中旬、2日間の旅程でタイのハットヤイに出かけた。タイ南部の要衝だ。クアラルンプールからタイの町まで自動車を運転して向かいたいと考えていたが、バンコクは遠いため、せめてこの町は訪ねたいと考えたのだ。
■マレイシア側の国境であるクダー州のブキッカユヒタムまでは南北高速道路をスムーズに走ることができるが、タイ側の国境であるサダオからは信号待ちもあるため、高速道路と言うことができるのかどうか分かりかねる状況であった。マレイシアと比べて交通インフラストラクチャーの整備が遅れているということであろう。
■ハットヤイ市内に入ると、狭い道路に自動車が溢れているという状態になり、自動車で移動することは得策ではないと考えられた。ホテルの確保はしていなかったため、一旦有料駐車場で駐車し、駐車場のあるホテルを確保してから自動車を移動した。
■市内ではハットヤイ駅を訪ねた程度で、特に観光名所の見物は行わず、町の輪郭を掴むよう努めた。駅の東側を南北に走る3本のニパット・ウティット通りを中心に活気のある町並みを形成していた。市内移動のための交通機関としては、ソンテオ(荷台が座席に改造された小型トラック)が活躍しているようであった。
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